どうも、チンパンジーまさるです。
今回は韓国版の遊戯王を探しに、東大門の玩具街に訪問してきました。
『昌信洞(チャンシンドン)文具・玩具通り』が正式名称ですが、東大門駅の4番出口からまっすぐ進めばすぐに着きます。
ここは地元の卸市場のようですが、我々のような観光客でも1点から購入できるのでご安心を。
先に結論をお伝えすると、
玩具街にはカードゲーム取扱店舗が7つ存在しました。
メインで置いているのは以下の3タイトルです。
- 遊戯王
- ポケモンカード
- ヴァンガード(かなり少なめ)
あとはプロ野球カードや、現地アニメのカードゲームなどもチラホラ見かけましたね。
2014年にサービス終了となった、韓国版デュエルマスターズ(Duel Legend)が残っているか期待していたのですが、残念ながらどこにも残っていませんでした。
遊戯王とポケカだと、韓国版1BOXが大体10000〜20000₩くらいで売られています。
韓国ウォンは10分の1にすれば日本円に換算できるので、だいたい1000円〜2000円あれば1BOX買えるということです。(安い!)
ただし日本と違って、パック単位でのバラ売りは対応していません。
ちなみにカードゲーム以外にも、以下の韓国版おもちゃの取扱いもありました。
- ベイブレード(初代〜バースト)
- LEGO(レゴ)
- ボードゲーム
- 戦隊もの
- プリキュア(数世代前のやつ)
- プリパラ
上記に関してはベイブレード以外あまり詳しくないのですが、興味のある方や小さいお子様がいるご家庭でも楽しめる場所かなと思います。
あとはガンプラなどの日本製品も多少は見かけました。
さて、僕が訪れたときは日曜日&クリスマスシーズンというのもあり玩具街は大混雑。
調査には最悪の環境ですが、一店舗ずつ入ってカードゲームの取扱いがないかチェックしてきました。
あまりにも人が多すぎてゆっくり見れなかっため、見落としがあるかもしれませんがご了承を。
とりあえず、入り口から近い順に紹介していきますね。
①동아완구
外国人客というのもあってか、店員の目が厳しかったので店内の写真は自重しました。
1階はレゴや女の子向けのおもちゃばかりですが、2階にポケモンカードが置いています。
残念ながら遊戯王の取扱いは無しです。
ポケカはサンムーンのパックばかりでしたが、日本だと既に絶版になっている『フェアリーライズ』なども置いています。
値段はパックごとに異なっていて、
- 『タッグボルト』10500ウォン
- 『フェアリーライズ』14000ウォン
どういう基準での価格設定なのかは不明です。
とりあえず商品に値札がついているので、ボッタクられることはまずないでしょう。
玩具街では値札がついていないのが当たり前なので、韓国版ポケカを安全に買うならここはオススメできますね。
ちなみに2階にベイブレードバーストの韓国版も置いていました。
ランダムレイヤーに韓国限定カラーの『ガイアドラグーン』と『ドライガーF』が収録されていたので、ベイブレードにも興味があるなら探してみるといいでしょう。
②우일완구교재사
ポケカと遊戯王以外にも、わずかばかりのヴァンガードの取扱いもありました。
カード置き場が店主の目の前となっていたので撮影は自重。
遊戯王は最新のパックだけでなく、5DS やゼアル世代の古いパックやストラクが置いています。
2019年12月に訪れた時点では『ミスティックファイターズ』が最新パックとなっており、日本よりも3カ月くらい遅れてパックがリリースされているようです。
ポケカはサンムーンのみで、先程の店と品揃えは大して変わりませんでした。
この店舗では商品に値札がついていないため、値段をいちいち店主に確認しなくてはなりません。
以前、ここでポケカを購入したことがありますが、
「How Much」程度の英語なら通じましたし、値段もボラれなかったのでここで買うのも悪くないと思います。
今回はお目当てのパックが無かったのでそのまま退店しました。
③오뚜기상무완구
ここも遊戯王とポケカの取扱いがありますが、他店以上に古い商品が置いていたので面白かったです。
遊戯王だと『青眼の白龍伝説』や『Shadow of Infinity』なども置いていました。
ポケカXYのストラク。
どちらも韓国版なので市場価値は低いですが、話のネタや懐かしさに浸るにはアリでしょう。
韓国版ソウルバーナーがあったので、爆買いして『灰流うらら』を回収しようと思ったのですが、1個9000₩と日本版とあまり変わらなかったため断念。
品揃えは豊富ですが、相変わらず値札がついていないのが残念です。
とりあえず『レアリティコレクション2』を1箱と『遊戯王の韓国スリーブ』を1つ購入したところ、2点で24500ウォンだったので恐らくボラれてはいないでしょう。
【レアコレ20000ウォン、スリーブ4500ウォン】
他店では会計時に口頭で金額を伝えるだけでしたが、この店では電卓で値段を伝えてくれたので親切でした。
④ 창신종합완구
道中にリサイクルショップのような店舗がありました。
ここも店主の目が厳しかったので店内の写真は無しです。
遊戯王などのカード類は置いていなかったのですが、2000年前半のおもちゃ(ビーダマンや初代ベイブレードなど)のかなり古い商品を取り扱っています。
なかでも初代ベイブレード、しかもパッケージ有りが大量に積まれているのには興奮しましたね。(全体的に状態は悪いけど)
懐かしくてパッケージを手にとって眺めていると・・・
いきなり、店主に「触るな!」的な韓国語で怒られてビックリしました(汗)
(よく見たらハングルで注意書きっぽい札があったけど読めんがな)
相変わらず値札がついておらず、
韓国版ドラグーンF(パッケージ有り)の値段を聞いてみたら770000₩とのこと。
さすがに高すぎるので、諦めてそのまま退店しました。
ふっかけられただけかもしれないので、交渉が得意ならチャレンジしてみてもいいんじゃないんでしょうか?
とりあえず、店内のベイブレードには触らないよう気をつけましょう。
さて、カードゲーム調査に戻ります。
⑤ANGEL
レジの真横の棚に大量の遊戯王が積まれていました。
全部確認しようと思ったらレジに侵入しないといけないくらい雑多に積まれており、かなり商品を探しづらかったです。
(さすがにレジには侵入していませんが)
相変わらず値札も貼っていないし、なんか常時2人の店員から監視されてるし、正直面倒だったので値段すら聞かずにそのまま退店しました。
他の店と品揃えは変わらないし、なんか居心地が悪かったので個人的にあまりオススメしません。
⑥ゴリラ
大きなクマとゴリラが目印なので見逃すことはないでしょう。
店名を控え忘れたので以降、この店のことは『ゴリラ』と呼びます。
店内はかなり広く、遊戯王やポケカなどのカード類はもちろん、ガンプラなどの日本製品も多数見かけました。
ローカルなトイザらスって感じなので、普通の旅行者が訪れても楽しめるでしょう。
この店でも値札はついていませんが、店内の中央にあるバーコードリーダーで価格の確認ができます。
カード類の品揃えは他店と比べて若干少なめですが、お目当ての商品があるならボッタクられる心配がないこの店で買うべきでしょう。
僕はここで『リンクブレインズパック2』を4箱購入。
合計で42000₩でした。
⑦종로완교재
こちらが最後の店舗。ゴリラを正面にとらえて右側の通路にあります。
通路が狭い上に、人がかなり多かったため店内の撮影はできませんでした。
(立ち止まって商品を見ていると、他の客が容赦なくぶつかってきます)
ここでは遊戯王とポケカ以外に、ヴァンガードや現地のアニメ?のカードゲームなど、他店では見かけない商品も多数取り扱っていました。
品揃えは全体的に豊富で、スリーブなどのサプライ品はここが一番充実していましたね。
この店も値札がついていないため、店主に値段を確認しなくてはなりません。
とりあえず遊戯王の『レアリティコレクション1』を4箱と韓国版スリーブを4つ購入。
金額を控え忘れていたのでウロ覚えですが、100000₩ポッキリくらいだったのでボラれてはいないと思います。
まとめ
以上、『昌信洞玩具通り』を調査した結果、カードゲーム取扱店舗は7店舗でした。
どの店舗もホビーショップというより、昔ながらのおもちゃ屋さんって雰囲気なので冷やかしだけでも楽しめると思いますよ。
この記事が韓国旅行で、遊戯王やポケカ取扱いショップを探している人の参考になれば幸いです。